『ドラえもん[1979年版第1世代]』出演者一覧表(レギュラーキャラ)

　1979年に放送開始された『ドラえもん[1979年版]』(2005年に世代交代したので、ここでは[第1世代]と表す)。のび太･ドラえもん･しずかちゃん･ジャイアン･スネ夫(呼び方と順番はてきとう)をはじめ、数々のキャラクターが登場した。
　とは言え、たいていは1回限りのチョイ役であり、複数回登場するキャラクターはごく僅かである。2〜3回で消え去ったものを含めても、数えるほどしかいない。
　｢レギュラー出演者｣には、2つの意味がある。一つは｢レギュラーキャラクター｣を演じる方々。毎回、または頻繁に登場するキャラクターを演じる声優さんたちだ。たまにしか登場しない人物でも、名前や姿形が決っていれば、役者も固定されている場合が多い。これらは“準レギュラー”と言えよう。今一つは、｢番組レギュラー｣と呼ばれる出演者たちである(当事者間では“番レギュ”と通称されるという)。本作品に限らず、各作品の毎回の出演者を眺めると、前記｢レギュラーキャラクター｣以外に、様々なキャラクターが登場する。それらを演じる方々が、実は各回同じような顔ぶれである場合が多い。それら出演者たちは、特に決まった役があるわけではないが、毎回登場する様々な役を演じる為に、作品に出演することになる。これが｢番組レギュラー｣である。
　出演者を記録するようになったきっかけは、一体この『ドラえもん』という作品には何名の声優さんが出演しているのだろう、という素朴な疑問からである。｢レギュラーキャラクター｣・時代とともに入れ替わる｢番組レギュラー｣の方々・それ以外のゲストの方々……。その前に、｢レギュラーキャラクター｣は誰が演じている(いた)のか、いまいち分かりにくいことに気付いた。数回で消えたキャラクターは注釈程度にとどめることにして、ここではそんな｢レギュラーキャラクター｣たちを演じた方々をまとめてみたいと思う。

出演者表　役名解説　出演者解説

　各回のエンディングなどで表示される役名を基準に(並び順不同)、過去も含めて出演者を掲載する。いくつか表記が異なる場合があるが、同一人物と判断できるものについては、別に｢表記違い｣欄を設けた上で、同じ役名とした。
　出演者名は出演当時のお名前とした。途中で改名されている場合は「→」で前名と改名両方を掲載し、分かる範囲で改名時期も頭に記した。出演者の交代や途中の代役については、それぞれ交代時期や代役期間を記した。また、途中から登場した(と思われる)キャラクターについても、登場時期を記した。はっきり登場(交代)時期がわからない場合は、現段階で確認できる最古の登場時期を｢初見｣とした。
　1979〜81年までの“帯番組”時代は、レギュラー出演者も他のレギュラーキャラクターを演じていた場合があり、週1回放送になった頃から単独の出演者に交代した場合がある。これら交代時期ははっきり確認していないので、“帯番組”時代の出演者は｢帯時代｣と略記した。
　都合3回登場している、いわゆる“えりちゃん”は、毎回役名が違っているが、呼び方と出演者が同じなので、ここでは同一人物として扱い、役名は[　]で括った。
　出演者名が若干細字になっているものは推定出演者であり、個人的に聴いて判断しているわけだから、必ずしもその方が演じているとは限らない。無断で引用する場合は覚悟の上でおこなって頂きたい。しかし、引用等を行なわれる方は、できればご一報頂ければ幸いだ。
　放送期間は1979年4月2日から2005年3月25日までであった。最初から最後まで出演されていた方は期間を省略したが、最後の登場機会(2005年3月18日)に出演されなかった場合も、最後まで出ていたものとみなす(のび郎やスネ夫のパパなど)。

参考資料
　1992/10/16以降の番組録画よりEDクレジット。それ以前の放送分は聴取による推定。不明点(しずかのママ、先生の担当者交代時期)については、『アニメ・ドラえもん放送リスト』(2000年8月・表野町倶楽部刊)を参照した。

制作：ＧＤＣ総裁　紅葉橋律乃介

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2005年5月2日分割・移転
2005年4月6日改訂
2004年12月29日開設