行司一覧・口上表 入口

 本表は、日本相撲協会発足以降在位した、十枚目(十両)以上の行司の在位期間を一覧にしたものである。
 代々受け継がれている名跡は多いが、別の名跡を襲名すると同時に次の襲名者が出るなど、意外にややこしい。明治以降に伝わるようになった名跡も含め、代数の分かる範囲で、襲名者代々も記した(現役行司の改名歴も準備中)。
 また、土俵祭や場所中・巡業等で述べられる「口上」を集めてみた。

番附行司欄の行司一覧  昭和16年5月以降、番附に記載された行司の一覧を示す 最新版はこちら
昭和以降地位別在位期間一覧  十枚目行司以上の、前名・在位中名・在位期間・退位理由等・最終名
名跡代々襲名者表  各名跡の代数・前後に名乗った名前・襲名期間など
声に出して読みたい!?
行司口上委員会
 方屋開口・勝ち名乗り・新序出世披露・顔触れ言上・結びの一番、取り直し・引き分け・優勝決定戦といった、本場所・巡業で言上される数々の口上
上位行司の略歴表  明治以降は上位二段目まで・昭和以降は十枚目以上・現役は全員の、初土俵〜各地位昇進・改名歴など

 力士に番附があるように、行司にも番附がある。
 一番下の見習行司、序ノ口格・序二段格・三段目格・幕下格、そして十枚目格・幕内格・三役格行司の上(以前はここに「副立行司」もあった)、最高位は立行司(首席は木村庄之助・次席は式守伊之助、以前は三席に木村玉之助も)まで。十枚目格以上は「資格者」と呼ばれ、これも力士と同じように“関取格”として扱われる。
 各階級は団扇に付けられた房と、装束を結ぶ菊綴の色で区別される。

立行司(庄之助) 総紫房、足袋に草履を履き、印籠と短刀を持つ
立行司(伊之助・玉之助)、副立行司 紫白房、足袋に草履を履き、印籠と短刀を持つ
三役行司 朱房、足袋に草履を履き、印籠を持つ
幕内行司 紅白房、足袋を履く
十枚目行司 青白房、足袋を履く
幕下以下の行司 黒または青房、裸足
制作・著作:紅葉橋律乃介(momijibasi@yahoo.co.jp) 裏方入口へ 銀河大角力協会入口へ

令和四年四月二十四日「番附行司欄の行司一覧」移転
平成二十七年六月二十三日「行司欄の行司一覧」追加
平成十九年六月二十五日改訂とともに「口上」を追加
平成十七年九月十一日改訂
平成十六年九月二十二日入口新設

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