日付別相撲部屋変遷表(凡例)

 本表は、「場所別改廃表」の姉妹編として、各場所ごとの異動に「○月×日付」などの日付を付記したものである。
 なお、調査半ばのため、暫定的にPDF版として公開することとした。

 「場所」で基準となる場所年月を示し、「数」は「場所」に記載された場所初日現在の相撲部屋数を示す。

 「種別」でに具体的な異動年月日を示したが、詳しい日付が分からない場合は場所単位とする。また、前場所後から当場所前までの異動を当場所の異動として記載した(例として、平成29年9月場所後(9/25)から11月場所終了(11/26)までを「H29.11」として記載)。
 「種別」に記載した文言の意味は下記の通り。

 ・死去、廃業、退職、解雇:師匠の欠員を示す。それに伴う異動は「/」で区切って同時に記載。
 ・継承:師匠の死亡や廃業等により引き継いだことを示す。
 ・設立:既存の部屋より独立して新設したことを示す。弟子の異動を伴わない場合でも、発表が「独立」のようであれば「設立」とした。
 ・再興:いったん消滅し、再度設立された場合を示す。
     何を以って「再興」と呼ぶかはいろいろ考え方もあろうが、預り弟子を引き継いだ場合、
     弟子や親族が同じ名跡で部屋を起こした場合、師匠代行がそのまま独立した場合を「再興」とした。
 ・改称:師匠の名跡変更を示す。
 ・譲渡:部屋付きがその名跡のまま独立し、師匠が弟子を譲り渡したことを示す。「改称」と違って師匠も交代するが、師匠交代を伴うだけで実質的には「改称/継承」である。
 ・加入:東西合併により、大阪相撲協会から加入してきたことを示す。
 ・死去/消滅、移籍/消滅:部屋の消滅に伴い、弟子が他部屋に移籍したことを示す。
 ・消滅:単に「消滅」だけであれば、弟子がいなくなって自然消滅したことを示す。

 「旧」では独立元や前師匠、「新」でには合併先や新師匠を記載。複数の部屋が絡む場合は、行を分けて記載。従って、「旧」「新」に同じ部屋が続けて記載されている場合がある。

参考資料
雑誌「相撲」(「年寄名跡の代々」「角界トピックス」「新番付トピックス」※名称は異なるが、それに類する企画)「1996大相撲カラー名鑑」「近世日本相撲史」「戦後新入幕力士物語」 (何れもベースボールマガジン社)
「'90大相撲力士写真名鑑」 (日刊スポーツ出版社)
「昭和の大相撲」 (TBSブリタニカ)

制作・著作:紅葉橋律乃介(momijibasi@yahoo.co.jp)
 
「部屋」入口へ  銀河大角力協会へ行く

平成二十九年十一月二十六日開設

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